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大腸ポリープができやすい人の生活習慣とは?今日からできる予防のヒント

こんにちは。ふくい内視鏡・胃腸クリニックです。

季節の変わり目で、体調や生活リズムが乱れやすい時期ですね。
福井市内でも外に出やすい季節になってきましたので、無理のない範囲で体を動かすのもおすすめです。

6月になりましたね。梅雨が来るまでに、気持ちの良い天気の日が続くといいですね!

 

1. はじめに

 

 

大腸ポリープは、健康診断や大腸カメラで「たまたま見つかった」という方が多い病気です。
一方で、生活習慣によって“できやすくなる”ことが知られており、見直せるポイントもたくさんあります。

今回は、大腸ポリープを少しでもできないようにする、生活習慣についてお伝えしようと思います。

 

2. 結論

 

 

大腸ポリープができやすい生活習慣として、次のようなものが関係します。


a. お酒が多い
b. 体重増加(特に内臓脂肪が増える)
c. 運動不足・座りっぱなしが多い
d. 野菜・食物繊維が少なく、赤身肉・加工肉が多い食事
e. 喫煙


できるところから少しずつ整えつつ、「必要な方は定期的な大腸カメラ」で確認しておくと安心です。

これらについても解説をしていきます。

3. なぜ生活習慣でポリープが増えるの?

 

 

大腸は、食べ物の影響を受けやすい臓器です。
食事内容・体重・運動・お酒・喫煙などは、腸の中の環境(炎症や腸内環境、胆汁酸の増え方など)に影響し、ポリープや大腸がんのリスクと関連することが分かっています。

 

4. 考えられる主な原因(“できやすい人”の生活習慣)

 

 

a. お酒の量が多い

飲酒は大腸がんのリスクを上げることが示されています。
ポリープが見つかった方は、量と頻度を見直しておくと安心です。

b. 体重増加(肥満・内臓脂肪)

体脂肪が増えるほど、大腸がんのリスクが上がることが報告されています。
まずは「体重を急に落とす」ではなく、食事と活動量のバランスを整えることが大切です。

c. 運動不足・座りっぱなし

体を動かす習慣は、結腸がんのリスクを下げるとされています。
通勤・買い物・家事など、日常の中の“ちょい足し”からで十分です。

d. 食物繊維が少なく、赤身肉・加工肉が多い食事

食物繊維(野菜・きのこ・海藻・豆類・全粒穀物など)は大腸がんリスクを下げる方向、加工肉や赤身肉は上げる方向で関連が示されています。
「毎日完璧」を目指さず、まずは

  • ・主食を少しだけ“麦ごはん/雑穀”にする
  • ・みそ汁にきのこ・海藻を足す
  • ・加工肉(ハム・ソーセージ)を“毎日”から“時々”へ
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  • など、続けやすい形が現実的です。

e. 喫煙

喫煙はがん全体の大きなリスク因子です。
禁煙は大腸のためにも、体全体のためにも効果が期待できます。

 

5. 受診した方がよい症状(急ぎも含む)

 

 

次の症状がある場合は、お早めに消化器内科へご相談ください。

a. 血便、便に血が混じる/黒っぽい便が続く
b. 便秘と下痢を繰り返す、便が細くなった感じが続く
c. お腹の痛みが続く、体重が意図せず減る
d. 貧血を指摘された
e. 便潜血検査で陽性だった(症状がなくても)

 

6. 当院で行う検査・対応

 

 

上記症状がある方、もしくはおなかの方でお悩みの方は、どうぞ一度ご相談ください。

  • 大腸カメラでは、検査の目的にかかわらず、ポリープの有無もわかることがあります。
  • 見つかった場合、状態・条件によってその場で切除をすることがあります
  • (大きさや形、内服薬などで方針が変わります)。
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  • 検査が不安な方には、鎮静剤を用いた負担の少ない内視鏡も選択肢になります。
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  • よくある質問  Q&A

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Q1. 生活習慣を直せば、ポリープはもうできませんか?

A. 生活習慣の見直しでリスクを下げることは期待できますが、体質や年齢、家族歴なども関係します。できる範囲で整えつつ、必要に応じて検査で確認するのがおすすめです。

Q2. 以前ポリープを取ったのに、またできることはありますか?

A. はい、あります。だからこそ、切除後は病理結果や数・大きさに応じて、次回の検査間隔を相談していくことが大切です。

Q3. 食事で一番意識するとしたら?

A. まずは「食物繊維を増やす」「加工肉を減らす」「お酒を控えめにする」「体重を増やしすぎない」の4つが取り組みやすいです。

Q4. 症状がないなら検査は不要ですか?

A. 大腸ポリープや早期の大腸がんは、症状が出ないことも多いです。年齢や健診結果(便潜血)などによって、検査の必要性を検討します。

 

7. まとめ

  • 大腸ポリープは、生活習慣(お酒・体重・運動・食事・喫煙)と関係します。
  • できる範囲で生活習慣を整えながら、症状を少しでも感じた場合にも、必要に応じて大腸カメラで確認しておくと安心です。
  • 便潜血陽性や血便などがある方は、早めの受診をおすすめします。

不安が強い方も、まずはご相談くださいね。

 

参考文献・参考情報

日本消化器病学会「大腸ポリープ診療ガイドライン2020(改訂第2版)」

国立がん研究センター がん情報サービス「科学的根拠に基づくがん予防」

  • 厚生労働省「がん予防(生活習慣とがん)」
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  • The World Cancer Research Fund/American Institute for Cancer Research Third Expert Report on Diet, Nutrition, Physical Activity, and Cancer: Impact and Future Directions / The Journal of Nutrition Critical Review

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